短納期案件では、デザインこだわるとエラいことになります

こんにちは山形のWEBデザイナー菅野です。

7月の末に広告代理店さんからWEBサイトリニューアルのご依頼をいただいた時の話です
リニューアルするWEBサイトはECサイトで、
先方希望の公開日が9月1日と、作業期間が1ヶ月ほどの短納期案件です

通常、小規模のWEBサイト制作でも
お客様には公開まで最短2ヶ月かかるとお伝えしています
さらに主な作業期間である8月はお盆休みもあり、お話を頂いた時点で納期が厳しい状況です
また今回は、ショッピングカートシステムのカスタマイズ作業も必要となります
このショッピングカートシステムのカスタマイズ作業、通常のコーディングと違い
地味に大変でかなり時間がかかります😓

広告代理店の担当者 Sさんに相談させていただき、
9月1日は全ページ公開ではなく、TOPページを含む主要5ページをまず公開し、
残りページは、その後作業し、完成したところから公開することになりました

少しボリュームが減ったとはいえ、それでも納期が厳しい状況です
9月1日に間に合わせるためにも、今回は外部からデザイナー1人とコーダー1人を追加し
私も含め3人のチーム体制で対応することにしました

今回は本当に時間がないので、間に合わせるためには
いかに早くデザインを校了まで持っていくかがポイントになります
デザインさえしっかりと固まって 完成形が決まってしまえば、
コーディング以降の作業はそれに向かって進めばいいので、迷いも少なくなり早いです

コーディング以降の作業に、10日は確保したかったため
8月20日までのデザイン校了を目指して進めることにしました

その後、お盆休み前までに一度デザインを提出し
お盆休み明け校正を数回重ね
19日夜に担当者のSさんより連絡が入り

Sさん「クライアントからは概ねOKでしました、コーディング進めてください」
菅野「デザイン責了ってことですね」
Sさん「そうですね」

「責了」=「責任校了」つまりほぼデザインOK!
さっそくデザイン担当者に連絡を入れ
デザイン最終データをコーダー担当者に送ってもらうよう指示
金曜の夜だったこともあり、週明け月曜までにデータを送ってもらうことに
22日からコーディングに取り掛かれれば、予定通り充分間に合うペースです👍

しかし、週明け22日に朝イチでSさんから修正メールが届きました
クライアントからではなくSさんが確認して気になったところの修正指示のようです

「ん? 割と修正多いな」

デザイン担当者に急いで連絡を入れ、
最終データを送るのを一旦ストップしてもらい、デザインの修正してもらうことに
修正分遅れますが、このタイミングでは急げばまだ挽回できそうでした
デザイン修正後、念のためSさんに校正を流したところ、
しばらくしてメールで返信がきました
またも修正指示、しかも別の修正箇所も増えています
今回の修正もクライアントからではなくSさんからの修正…

この後も、更に修正が数回入り
コーディング取り掛かり始めれたのが
予定より大幅に遅れての8月26日…

結局間に合わず、9月1日過ぎてからの公開となりました😓

「Sさんのこだわり過ぎなんじゃ」と責任をなすりつけてしまいそうですが
しっかりと反省して、次回以降 絶対に遅れないように注意したいと思います😓

今回のような短納期案件の場合、
基本的にはデザインに使える時間が少なくなりますので
デザインにこだわってしっかり制作されたい方は
納期に余裕を持ってオーダーされることをお勧めいたします

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