生成AIで画像や文章がうまく作れないときに試したいテクニック

生成AIで画像や文章がうまく作れないときに試したいテクニック

ChatGPTやGeminiなど、生成AIがグッと身近になった2025年。
画像や動画も簡単に作れるようになり、その精度もかなり高くなりました。
きっと皆様のなかにも、ちょっとした資料やチラシ、SNS投稿などに、生成AIで作ったイラストや画像を使ったことがあるという方も増えているのではないでしょうか。

まだAIならではのエラーも多い

ところが、基本的には精度は上がっているものの、まだまだAIならではのエラーも出やすいのが現状。
例えば、人物画像を生成したら、よく見ると手や指の形がおかしかったり、画像内の看板の文字が意味不明な文字の羅列になってしまっていたりした経験はないでしょうか。

こちらは大阪の道頓堀橋の画像をChatGPTに生成してもらったものですが、よく見ると看板の文字がほとんど解読不能になっています。
これは、AIが文字を「意味を持つ情報」ではなく、「模様やテクスチャ」として処理するため、よく起こりやすいエラーなのです。

ですが、実はこういった“AIあるある”とも呼べるエラーは、ちょっとしたテクニックで回避する確率を高めることができます。

「ネガティブプロンプト」を活用する!

そのテクニックは、「AIにやってほしいこと」よりも、「やってはいけないこと」を伝えるという手法。
これは「ネガティブプロンプト」と呼ばれていて、生成AIにおいて重要なテクニックのひとつです。
なぜネガティブな指示を伝えるほうがうまくいくのか。その理由は主に2点あります。

1.ポジティブな指示には「ブレ」が生じる

例えば、AIに「青い空と雲を描いて」と指示を出したとします。
するとおそらくAIは「青い空と雲」を描く過程で、芝生や山、家など、プロンプトにない要素を勝手に保管してしまうことがあるでしょう。
思い描いていた結果とのブレが生じてしまうのです。

2.ネガティブな指示は「排除」を明確に伝える

ネガティブプロンプトは、AIが補完しようとする過程で「これだけは絶対に生成しないでほしい」という制約を明確に与えることができます。

先ほどの「青い空と雲を描いて」という指示に、「芝生、山、家は描かないで」と付け加えることで、AIは、純粋に求められている要素(青い空と雲)のみに集中して生成をおこなうようになるのです。

この「ネガティブプロンプト」は画像生成に限らず、文章生成、動画生成にももちろん有効です。
なかなか思い通りに生成が進まない場合はぜひ試してみてください。

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