サブスクでオリジナル曲を配信してみた! やり方、費用、収益は?

趣味でギターを演奏したり、バンドを組んだり、音楽を楽しんでいる人はたくさんいると思います。最近はパソコンやスマホなどでも気軽に音楽を作れるようにもなりましたし、オリジナル曲を制作している人も増えているのではないでしょうか。

かくいう私も昔はバンドでオリジナルの曲を作ったりしていたもの。ですが、当時はその音源を人に聴いてもらうのが大変でした。

CDに焼いたり、カセットテープでダビングするのは簡単でも、それを手渡しで売ったりプレゼントしたりしなければなりません。下手な音源を買ってもらうのも忍びないですし、お情けで受け取ってくれても聴いてくれる保証はありませんでした。

今はそんなことをしなくても、音源をYouTubeやSNSで公開したり、無料でライブ配信したりできます。昔より気軽に音楽を人に聴いてもらえるようになりました。つくづく、いい時代だなあと思います。

オリジナル音源をサブスク配信してみた!

私がバンドでオリジナル曲を作っていたというのも20年近く前の話になるのですが、最近ひょんなことからオリジナル曲を制作することになり、それを音楽サブスクサービスで配信するということを経験したのです。

YouTubeに動画や音楽をアップロードするのが簡単なのは知っていますが、さすがに音楽サブスクへの配信はハードルが高いと思っていました。ところが、実はめちゃくちゃ手軽にできるんですね。

詳しい仕組みまではわかっていないのですが、私の場合はサブスク配信を一括で代行してくれる「TuneCore Japan」というサービスを使ったらあっという間に配信までできました。しかも、Apple MusicやSpotify、LINE MUSIC、YouTube Musicなどなど、主要なサブスクサービスはすべて網羅! すごい!

こちらでアカウントを登録し、音源を登録して料金を支払えば、簡単に音源を各種サブスクに一括で配信してくれます。

でもその料金が高いんでしょう……? なんて思っていたんですけど、これがものすごくリーズナブルでした。

配信するのが1曲だけの場合、1年間でわずか税込1,551円! 各社にまとめて配信して、1曲1,551円です。

2曲〜50曲のアルバムだと税込5,225円と金額が跳ね上がりますが、それでも地道にCDやカセットテープにコピーしたり、手売りしなければいけなかった労力を考えれば、今はここまでミュージシャンにとっていい時代になったのかとしみじみしてしまいます。配信さえしてしまえば、あとはURLなどを教えるだけで誰にでも音源を聴いてもらえますからね。

サブスク視聴の売上はどのくらい?

ちなみに、サブスクで音源が視聴されると1回ごとに「販売収益」として売上が発生します。いったいどのくらいの売上が入ってくるものなのでしょうか。

そういったデータも細かくレポートされるのですが、私の場合は1ヶ月で274再生あり、収益は約213円。平均すると1再生あたり0.8円くらいになりました。

ちなみに、再生単価は配信されるプラットフォームごとに若干異なるようです。

1再生で0.8円とすると、シングル1曲1年間配信にかかる費用を回収するだけでも2000回近い再生数が必要となります。お金をかけてオリジナル曲をレコーディングし、配信して一儲けしようと思ったらかなり大変そうですね。

利益は度外視で、とにかくたくさんの人に音源を聴いてもらいたいというのなら、ちょっと試してみるのも面白いと思いますよ。

【PR】


さいたまのホームページ制作運用定額プラン2x2(ツーバイツー)のご案内


長尺動画制作パッケージのご案内│新浦和映像