絵コンテアプリ『DROMI』は、絵コンテのたたき台に最適

絵コンテを描く派の僕にとっても、描くのはやはり手間がかかります。

ストーリーものは大量に描かなきゃいけないし、順番も入れ替えたりしたい。
だから、絵コンテをデジタルで描けば、この辺りも便利になるはず、という期待はありました。

今回は、絵コンテアプリのご紹介です。

 目次
  • 世の中のデジタル絵コンテツールの悪いところ
  • 機能を削ぎ落とした絵コンテアプリ『DROMI』
  • 『DROMI』は、絵コンテのたたき台に最適
  • まとめ
  • 世の中のデジタル絵コンテツールの悪いところ

    デジタル絵コンテツールはいろいろあり、チェックしてみました。
    すると、良さそうなものはあるものの、それぞれ別のハードルがついてくる。

    例えば、あるツールはフォトショップ並みのお絵描き機能がついている。
    これからこれを覚えるのか・・とげっそりしてしまいます。

    またあるツールは、PCにダウンロードして使う。
    だからマウスで絵を描くか、他のツールで描いたものを取り込むことになります。

    やっぱり、手間が増えてしまうんです。

    機能を削ぎ落とした絵コンテアプリ『DROMI』

    そんな中、徹底的にシンプルに設計されたアプリを見つけました。

    iPadのための絵コンテ作成アプリ
    『DROMI(ドローミ)』
    https://www.fenrir-inc.com/jp/dromi/

    <いいところ>
    ・無料である
    ・とにかくシンプル(機能がしぼられている)
    ・ログインすらいらない
    ・iPadアプリだから描くのが楽

    使い方はこんな感じです。

    アプリを開きます。

    一コマ目を描く。

    ペン先を3種類から選べ、色と太さが変えられます。

    そうやってカット数はどんどん足していくことができ、並べ替えもドラッグするだけ。

    なお、ここで一つ告白しないといけません。
    『DROMI』には絵を描く機能が備わっていますが、今回このアプリ上で絵は描きませんでした。
    別のお絵描きソフトを使っていて、そちらが慣れてるから、という理由。

    そのため、『DROMI』では、他で描いたイラストを読み込むだけ、という使い方になりました。

    ただ、この程度の絵は、『DROMI』上でも描けます。

    使ってる様子を撮影してみました。
    サクサク使える感じが伝わるでしょうか。

    『DROMI』は、絵コンテのたたき台に最適

    僕はこの『DROMI』が、絵コンテの”たたき台”を描くのにぴったりだと思うのです。

    誰しも、文章を書く際、一発で書き上げることなんてできませんよね。
    書いて直して、削って足して、を繰り返すはず。

    絵コンテも同じです。
    1マス目から、一度も間違えず一度も悩まず、最後まで絵コンテを描き上げる人なんていない。

    描いてみて、考える。
    描いてみて、直す。

    『DROMI』は、これをするのに便利なんです。
    なにしろシンプルだから。

    そして、描いた1枚1枚の入れ替えはもちろん、それぞれの表示長さも変更できる。

    また、動画書き出しと、PDF書き出しもできる。

    動画書き出しすれば、動きのある絵コンテになる。
    試しに書き出したのがこちら。

    また、PDF書き出しをすれば、全体を一覧でチェックできます。
    展開が早すぎるのか、逆に変化が少なくてつまらないのか、こういったことが見えてくる。

    まとめ

    ただ、使っていて気になることがないわけでもありません。

    固まったり、読み込んだ画像が表示されない、といったバグもちょこちょこ起こります。
    (これは、僕のiPadが古いせいかもしれない)

    でも性能面は、バージョンアップで解決してくれると期待したいと思います。

    『DROMI(ドローミ)』

    無料ツールなので、iPadをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。

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