サーバって何?わからないから教えて、よくそう聞かれます。
お客様:ウェブサイトを作るときは、サーバ会社と契約し、そのサーバ会社が管理しているサーバというマシンの一部を月額いくら、という形で間借りして使うっていう認識でいいんですよね?
わたし:そうです。ほぼ合っていますよ。
お客様:もし、サーバという(物理的な)マシンが破壊されてしまったらコンテンツも消滅するのですか?
わたし:サーバは、簡単に言えばパソコンと同じです。データをストックする場所と、データの受け渡しを行っている場所です。ですから、サーバ内のハードディスクが破壊されると、消えてしまいます。サーバが壊れてもハードディスクが壊れていない場合は復旧できる事もあります。
確かに、ネット上のデータって何なのか、感覚的に良くわからないですよね。
ネットって、internetという言葉通り、つなぐものです。データを保存しておく場所があり、通信する機能があるだけです。サーバダウンというのは、データの受け渡しの処理が、追いつかなくなることです。パソコンが落ちるのと同じです。
最近、落ちなくなりましたね。
パソコンがフリーズした、突然シャットダウンした、故障したとかでも、データが全て消えるわけではないように、世界中の通信が一瞬止まったとしてもサーバ空間が消滅する事は基本的にはありません。
ネットワークの仕組みですが、文字だけでの説明だとわかりづらいですよね。お台場の「日本未来科学館」でわかりやすく展示しているので興味があったら見てください。
http://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/future/information/internet.html#slide3